2020年4月から始まった、日常の会津美里町を訪ねる旅の魅力を発信するWEBメディア『ほのぼの 旅する 会津美里』。このメディアでは、会津本郷や会津高田、新鶴の3エリアの魅力あるスポットを繋ぎ、日本らしい美しい暮らしの風景がある会津美里町の魅力が観光客に知られること。そして、まちと町民、事業者が一体となって観光の仕掛けを実装し、その魅力を国内外へ発信し、来訪者を増やすことを目的としています。

サイト上で流れているメインの映像は、機内誌や旅雑誌、ガイドブックや書籍などを中心に国内外で活躍中の写真家・安彦幸枝さんが、『会津美里の日々』編集室とともに制作したもの。

会津美里町は華美な観光資源を持つ土地ではありませんが、今でも「ほのぼの」とした愛らしい暮らしの風景がある小さな町です。そんな会津美里町へ、一大観光地である会津若松市から「一歩足をのばしてくれる人を増やす」ということが、この映像制作の目的。国内外のファンも多い只見線を途中下車して、町の散策を楽しんでもらうことをイメージし、町で見つけられるほのぼのとした愛らしさ、美しさ、美味しさ、可愛さを紹介しています。

そして、この度、この映像が、「日本国際観光映像祭」にて、日本部門のオフィシャルセレクションに選ばれました。「日本国際観光映像祭」とは、世界の15の国際観光映像祭から構成される観光映像祭ネットワークCIFFTに所属する東アジア唯一の映像祭。和歌山大学観光学部教授の木川剛志さんが、平和や文化への貢献、これからの日本を支える観光立国においてますます重要となる観光映像のあり方に注目し、2019年にスタートした映像コンクールです。

第3回目となる今年は過去最大数の応募があったそう。その数は国内部門120本、国際国内ダブルノミネート28本、国際1207本。審査員の熟考の末に、「ほのぼの旅する会津美里」も、日本部門のオフィシャルセレクションに選ばれました。

2021年3月1日(火)、2日(水)の2日間は、京都の清水寺を舞台に映画祭がオンラインにて開催。観光映像のこれからのこと、デジタルマーケティングの手法や事例を紹介するシンポジウムとともに、ファイナリストとなった作品から各賞受賞者が選ばれました。「ほのぼの旅する会津美里」は、受賞は逃したものの、各国から集まった観光映像には地域の魅力発信におけるさまざまな学びがあります。こちらもぜひご覧ください。

この映像祭、そしてセレクション選出をきっかけに、世界じゅうのより多くの人々に美里のほのぼのとした魅力をご覧いただけたことを、嬉しく思っています。

 

文:『会津美里の日々』編集室